夏至(ミッドサマー)最も日が長い日の世界中のお祝い

夏至のパワーを取り入れる:祝賀と再生の時

2023年6月21日 
https://topqualitycanada.ca/2023/06/21/embracing-the-power-of-the-summer-solstice-a-time-of-celebration-and-renewal/

日が長くなり、
太陽の暖かさに包まれると、
1年で最も昼が長い夏至の日を迎える。

この天体イベントは、
文化や歴史を超えて
大きな意味を持っている。
この記事では、
夏至の重要性とその歴史的側面、
そしてなぜ夏至が世界中の人々にとって
記念すべき日であり続けるのかを探る。

夏至を理解する

夏至は、北半球では毎年6月21日頃である。
地軸の傾きが最大となり、
1年で最も昼が長く
夜が短くなる瞬間である。

逆に、南半球では冬至にあたる。
6月21日を過ぎると日が短くなり、
夜が長くなる。夏到来である。

歴史的意義

夏至は、古くから人類にとって文化的、
精神的に深い意味を持ってきた。

夏至は、自然界と
人間存在の力強い結びつきを象徴している。

多くの古代文明
この天体イベントを崇め、
イギリスのストーンヘンジ
メキシコのチチェン・イッツァのように、
夏至に合わせた驚くべき建造物を建設した。

夏至の主な意義のひとつは、
豊穣と農業の豊かさとの関連である。
この時期の日照時間の延長が豊作を促し、
農耕社会にとって重要な節目となった。
人々は夏至を儀式、祝宴、儀式で祝い、
土地の豊穣を称え、豊作と繁栄を祈った。

再生

夏至は、再生と再生のテーマとも関連している。
空で最も高い位置に達する太陽は、
光、暖かさ、
生命を与えるエネルギーを象徴する。

多くの文化では、
この日を個人的・精神的な
若返りの時とみなした。

儀式や祭りは、身体と魂を清め、
浄化するために行われ、
太陽のエネルギーを受け入れ、
前向きな変容を招いた。

エイムズベリーのストーンヘンジでは、
夏至の儀式に何千人もの観光客が参加する。

一年で最も日が長いこの日、
夜明けを見ようと大勢の人々が
古いストーンサークルの周りに集まる。

イングリッシュ・ヘリテージは、
公式に夏を告げる
このイベントに対応するため、
この場所への立ち入りを制限している。

この日、メキシコにある
ククルカン・ピラミッドの北階段の上では、
特別なパフォーマンスが行われる。

太陽が地平線下に沈むと、
明るい三角形が反転し、
やがて神話に登場する
羽毛の蛇神ククルカンを思わせる
堂々とした姿が浮かび上がる。

この蛇の形をした光のショーは
目を楽しませてくれ、
この壮大な遺跡の最も注目すべき
アトラクションのひとつに成長した。

文化的祝典

夏至は世界中で祝われ続け、
さまざまな習慣や伝統が織り込まれている。
スカンジナビアでは、夏至祭は踊り、
焚き火、花冠で祝われる。

アメリカ先住民の文化では、
大地に敬意を表し、
太陽の生命維持エネルギーに
感謝を捧げる儀式が行われる。

古代インカ文明では、
太陽神インティに捧げる祭りである
インティ・レイミを祝い、
華やかな行列や儀式を披露した。

夏至は、ウクライナをはじめとする
東ヨーロッパでは
イワン・クパラ・ナイトと結びついている。

人々は焚き火を囲み、踊り、
川に花輪を飾る。

スウェーデンの公式祝日である
夏至祭(Midsommar)は、
花や葉で飾られたメイポールの周りで、
花輪をつけながらSma Grodorna
(「小さなカエル」)の踊りを
踊ることで祝われる。

https://youtu.be/7z6FJEf_kKI

露の中を裸足で歩くと
健康になると信じる
スウェーデン人もいる。

また、若い女性が目立たないように
7種類の花を集めて
マットレスの下に置くと、
結婚相手の夢を見るという言い伝えもある。

夏至の頃に咲く花たち

http://portpotager.blogspot.com/2012/06/summer-solstice-flowers.html

カタルーニャの一体感を表す
カニーゴの炎は、
6月23日にバルセロナ旧市街の中心にある
サン・ジャウマ広場に持ち込まれる。

そこでは、代表団が
常夜灯の一部を使って、
地元コミュニティで焚き火を始める。

洗礼者聖ヨハネ
カタルーニャ語でサン・ジョアン)は
6月24日に誕生した。

音楽や花火が打ち上げられる
屋外の祝祭では、友人や家族、
近所の人たちが
「コカ・デ・サン・ジョアン」と呼ばれる
甘いパンや香ばしいタルトをごちそうになる。

海岸沿いでは、真夜中に海で泳いだり、
ナイトクラブや野外コンサートで
一晩中パーティーをして、
夏の始まりを祝います。

ボスニアのヴィソコでは、
6月23日と24日の2日間、
新たに発見されたピラミッドに
何千人もの人々が集まり、
祭典が開催される。

この祭典では、
ダンス・セレモニーや
ナチュラル・ヒーリング・セミナー
だけでなく、多くのコンサートや
国内外のアーティストが出演するため、
世界中から観光客が訪れる。

現代の意義

現代においても、

夏至は喜びと自然とのつながりを
祝う時である。
多くの人々が野外フェスティバル、
音楽コンサート、 
共同集会などに集まり、
この季節の暖かさと活力を受け入れる。

自然の美しさを楽しみ、
豊かな日照に感謝し、
周囲の世界との一体感を育む時である。

夏至は、私たちに立ち止まり、内省し、
これからの数ヶ月の意図を  
設定するよう誘います。

太陽が頂点に達するとき、
それは自分自身の内なる光と
可能性を活用することを
隠喩的に思い出させてくれる。
個人的な成長を受け入れ、
人間関係を育み、
人生にポジティブな変化をもたらす時です。

夏至は、祝賀、再生、
自然とのつながりの大切な瞬間です。
古代文明から現代のお祭りに至るまで、
夏至は私たちが宇宙とつながり、
生命の循環するリズムを
思い起こさせてくれます。

太陽の暖かさを浴び、
昼間の延長を受け入れながら、
新たな喜びと
目的の感覚をもって夏至を祝いましょう。

https://twitter.com/stabofr/status/1671437764137459713?s=46&t=X857GS4ajLNEsGxg_SZc_Q

 

 

〈補足〉

南極圏は極夜(太陽がのぼらない)
北極圏は白夜 (太陽が沈まない)


ソールズベリーのストーンヘンジに集まり、

ドルイド僧と夏至を祝う人々

https://twitter.com/trendtainment_/status/1671582523967643649?s=46&t=X857GS4ajLNEsGxg_SZc_Q

 

火は太陽を表す象徴的な要素であり、

豊穣は夏至に祝われます。

豊かさへの意図を定め、火の儀式で内なる火を讃えましょう。

伝統的に多くの文化では、たき火を焚き、

炎が残り火になるまで一晩中踊り、

最後に残りの石炭を飛び越えて

数ヶ月先までの願いを叶えることで夏至を祝ってきました。

より単純な儀式には、ろうそくに火を点け、

願いや意図を定め、それを吹き消すことが含まれます(おなじみですね?これは誕生日のろうそくのルーツです)

屋外で火を焚いてお祝いする場合は、

セージ、カモミールヨモギセントポールなどの植物を入れましょう。

ジョンズワートまたはラベンダー。